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インターネット会議参加の手引き

インターネット会議実行委員会編

(jmd@wwwsoc.nii.ac.jp)

1998年 9月22日

2000年1月4日 改定

2001年1月9日 改定

2001年8月22日 改定
(第4回インターネット会議事務局)

ポスター作成の流れ

ポスター作成のための大まかな流れは,

  1. 使用するWebサーバの決定
  2. 演題申し込み.
  3. ポスターをWebオーサリングソフト等を用いて作成する.
  4. Webサーバに必要な全ファイルを転送する.

となります.以下に順を追って説明します.

1.使用するWebサーバの決定

作成したポスターをインターネット経由で公開するためには,今回のインターネット会議ではWebサーバと呼ばれるソフトウェアを用います.これには次の2通りが考えられます.

  • 国立情報学研究所のWebサーバを利用する場合.
  • 発表者が用意したWebサーバを利用する場合.

 国立情報学研究所のWebサーバとは,日本磁気歯科学会のホームページを置いているサーバのことです.この場合,会議事務局に送って頂いたポスターを構成する全ファイルをWebサーバに転送します.一方,Web サーバを発表者自身が手近に用意できる場合は,ポスターを構成するファイルを会議事務局に送る必要はなく,ポスターの場所を示す URL を知らせて頂くだけで結構です.利用するWebサーバにより,参加手順が一部異なります.また国立情報学研究所のWebサーバを利用するの場合,会議事務局側での作業が必要になるため,締切が早くなります.

ここでWebサーバを発表者自身が用意できる場合とは次のような状況のことを言います.

  • 所属している大学や企業等で発表者が自由に利用できるWebサーバが運用されている.
  • 発表者がインターネットプロバイダ(ISP)と契約しており,Web ページ(いわゆるホームページ)を作成し,インターネットに公開することが可能である.

 つまり会議事務局にポスターを構成するファイルを送付する必要がない場合をいいます.例えば,所属している研究室でWebサーバが運用されていて,発表者自身がそのサーバを利用してページを公開可能である場合がこれに相当します.これら以外の場合は国立情報学研究所のWebサーバをご利用下さい.また利用可能なWebサーバがあるが,利用方法等に不安がある場合も国立情報学研究所のWebサーバを利用して頂いて結構です.

1) 国立情報学研究所のWebサーバを利用する場合

 発表者がWebサーバを用意できない場合,国立情報学研究所のWebサーバを用いてポスターを公開します.この場合,ポスターに用いる全ファイルを会議事務局に送付する必要があります.これには次の2通りのいずれかの方法をとります.

  • フロッピーディスクにファイルを保存し,会議事務局に郵送する.
  • E-mailの添付によってファイルを会議事務局に送付する.
  • 今回は,FTPによるファイル転送は受け付けませんのでご了承下さい.

 また,質疑応答の内容をWebページにする際は,発表者が原稿をまとめたのち,会議事務局に連絡し,会議事務局がWebページの作成,WWWサーバへ転送を行います.

この場合のポスター締切は2002年1月21日(月)となります.

2) 発表者が用意したWebサーバを利用する場合

 発表者自身でWebサーバを用意し,Webページの作成,公開を全て発表者側で行うというものです.ポスター作成後,URL を会議事務局へ連絡して頂くと,ポスターのタイトル一覧のページにリンクを作成します.

 この場合のポスター締切は 2002年1月28 日(月)となります.

 会期終了後,ポスターを国立情報学研究所のWebサーバに転送します.会議事務局から転送作業終了の連絡があるまで,ポスターは公開したままにしておいてください.

2.演題申し込み

 下記の事項を明記し,電子メール,はがきまたは封書で会議事務局まで御連絡下さい.締切は別記を御覧下さい.

  • 演題名(和文、英文)
  • 発表者(和文、英文.演者に○)
  • 所属(和文、英文.極力E-mailアドレスをお書き添え下さい)
  • 概要(400字程度)
  • 使用するWWWサーバの別(国立情報学研究所のサーバ、発表者がサーバを用意する、現時点では不明のいずれか)

[注意]

  • E-mail アドレスを記載された場合,以後の会議事務局からの連絡には,電子メールを使用します.郵送による連絡も必要な場合は,その旨を明記して下さい.

3.ポスターの作成

 ポスターは原則として HTML で作成します.書式は特にありませんが,以下の項目を必ず含むようにして下さい.

  • タイトル(英文のみ,または和文と英文)
  • 著者(英語表記のみ,または日本語表記と英語表記)
  • 著者の所属(英語表記のみ,または日本語表記と英語表記)
  • 連絡先(郵便番号,住所(英語表記のみ,または日本語表記と英語表記),E-mail アドレス)
  • 本文(図表,写真,資料も含む)
  • 参考文献

 本文に含まれる資料には静止画像の他,動画や音声等,Web ブラウザを用いて取得できるもの全てが含まれます.ただし極力全ての利用者が特殊な操作なしで閲覧できるようなものだけを使用して下さい.

  • 静止画像にはGIF,JPEG,PNG を用いて下さい.
  • 動画の場合,MPEGやAVI,QuickTime,GIF Animationを用いて下さい.
  • 音声の場合,AU,WAV,QuickTimeを用いて下さい.
  • 動画,音声などで配布にサーバを必要とするようなもの(RealAudio等)は避けて下さい.

 ポスター作成の為の雛型を用意しています.下記のURLからダウンロードしてお使いください.

http://fornax.medsci.tokushima-u.ac.jp/jmd/poster/poster_ver_0.4.html

 また,ポスターの作成例を公開しています.御参考ください.

例) ニューラルネットーワークを用いた磁気応用下顎運動計測システムに関する研究 芥川 正武(徳島大学 医療技術短期大学部)
http://fornax.medsci.tokushima-u.ac.jp/jmd/sample/poster.html

[注意]

  • 全データサイズはなるべく 500kBytes 以下になるようにして下さい.
  • ポスター内のリンクは相対パスで指定して下さい.国立情報学研究所のWeb サーバに転送した時,正常にリンクされない場合があります.
  • 処理系に依存する文字は使用しないで下さい.例えば丸囲みの数字や,半角かな,外字はポスターを閲覧するコンピュータの環境によっては表示されません.
  • ファイル名はASCII文字の英数字を利用し,空白や特殊文字を含まないようにして下さい.
  • 参考資料として他者の作成したWebページ等にリンクを張る場合は,著作権等を十分注意し,場合によってはリンク先の作者の承諾を得て下さい.
  • 各ページの下部に作者への連絡先(電子メールアドレス等)を記載して下さい.
  • FAXによる質疑応答は行いません.
  • ポスター締切後,本文の内容変更はお控え下さい.

4.ポスターのファイルの送付

 国立情報学研究所の WWW サーバを利用する場合は,必要とするファイル全てを会議事務局へ送付して頂く必要があります.送付方法には以下の2つの方法があります.

1) E-mailの添付による送付

 E-mailの添付として,全てのファイルを会議事務局に送付する.

2) フロッピィディスクによる送付

 フロッピーディスクに全てのファイルを記録し,会議事務局へ郵送する.受け付けるメディアは,MS-DOSフォーマット(MS-Windows で用いられているLFNフォーマットも含む),Macintoshフォーマットの1.4MB3.5インチフロッピーディスクです.

[注意]

  • 会議事務局の作業の簡略化のため,できる限りメディア1枚に収まるようにして下さい.
  • 郵送時の衝撃により破損しないように,緩衝材を入れる等十分注意して下さい.
  • 今回は,FTPによるファイル転送は受け付けておりませんのでご了承下さい.

会期終了後のポスターの保存

 第3回大会から,発表に使用したポスターは会期終了後も日本磁気歯科学会のホームページ上で引き続き掲載しております.

 発表者が用意したWebサーバでポスターを公開した場合,会期終了後に国立情報学研究所のWebサーバへポスターに使用したファイルを転送する作業を行います.会議事務局の方から作業が完了したことを通知いたしますので,それまではポスターを公開したままにしておいて下さい.


質疑応答

 次の2通りの方法により行ないます.

  • 会議ホームページに設けられた質疑応答用Web掲示板を用いた方法.
  • 電子メールを用いて発表者と直接連絡をとり,議論の結果をWebに掲示する方法.

 前者の場合,質疑応答の内容は会議本部のサーバに記録されますので,追加作業は必要ありません.

 後者の場合,質問者と発表者の議論の内容は発表者自身が記録し,それをもとに発表者が質疑応答用 Web掲示板に質疑応答内容を掲載するか,ポスターのWebページに質疑応答内容を記したWebページを追加します.学術情報センターのWWWサーバを利用していて,Webページを追加したい場合は,質疑応答の内容を電子メールやFAX等を用いて事務局に連絡して頂きます.発表者自身が用意したWebサーバを利用している場合は,発表者がWebページを作成し,ポスターのページに追加して頂きます.

[注意]

  • FAX,電話による質疑応答は原則として行わないものとします.
  • 会議事務局では,質疑応答の内容に関するお問い合わせには応じかねます.また発表者と質問者のやりとりについても関与しません.

会議事務局連絡先

第4回日本磁気歯科学会インターネット会議事務局への

  • 演題申し込み
  • ポスターを保存したFD等の送付
  • 問い合わせ,コメント,苦情等

は,下記までお寄せ下さい.

電子メール(E-mail):
koshino@hoku-iryo-u.ac.jp
郵送先:
〒061-0293
北海道石狩郡当別町金沢1757
北海道医療大学歯学部歯科補綴学第1講座内
第4回日本磁気歯科学会インターネット会議事務局
越野 寿
TEL 01332-3-1211, FAX 01332-3-1425

また本会議に関する最新の情報は,日本磁気歯科学会のホームページ

  • http://wwwsoc.nii.ac.jp/jmd/

に記載いたします.適宜ご参照下さい.


期日等

2001年12月17日(月)

演題申し込み〆切

2002年1月21日(月)

ポスター原稿〆切
(学術情報センターのサーバを利用する場合)

2002年1月28日(月)

ポスター原稿〆切
(発表者がサーバを用意する場合)

2002年2月2日(金)
〜 2月22日(金)

会議開催期間


インターネット会議の問題点

 次のような問題が指摘されております.その他お気付きの点がございましたら,今後の参考にしたいと思いますので,会議事務局までお知らせください.

学術講演会に対する位置付け
 現在のところ,インターネット会議で発表していただいた演題を学会発表として業績とするかどうかについて,一般的な見解はまだありません.このため,仮にインターネット会議で新しいテーマについて発表があった場合,学会誌への論文投稿,特許申請等,オリジナリティーを問われる場面で,問題となる恐れがあります.今回のインターネット会議では,先行する学術講演会の演題を主として募集するとすることにより,この問題を回避しようとしています.
 今後,本会議のようにインターネット上で学会の全てを行うという形態は増加するものと思われ,それに伴い通常の学会と同等と認知されるようになる可能性もあると期待されます.
参加者の認証
 インターネットは本質的に匿名性が非常に高いという特徴があります.ポスター発表や質疑応答のほとんどをインターネット上で行う今回の会議では,発表者,質問者が本人であることの確認が困難です.すなわち比較的容易に他人に成り済まして,会議に参加することができてしまいます.
 これに対し,現在様々な電子証明システムが考案されており,実用に供されつつあります.今後,場合によってはこのようなシステムを導入し,個人の認証を行う必要が出てくる可能性もあります.
複製が容易
 今回の会議では,Webページという形で発表原稿をインターネット上に公開します.一般にこれらのディジタルデータは複製が非常に容易です.したがって資料として公開した画像を無断で利用し,作成者の関知しないところで不正使用される可能性もあります.
 この問題に関しては電子透かしといった技術の開発がすすめられており,今後改善していくものと思われます.
インターネットを利用できない会員に対する対応
 近年のインターネットの普及は目覚ましいものがありますが,磁気歯科学会全員がインターネットを利用できる環境にあるとは限りません.インターネット会議が磁気歯科学会の正式なイベントである限り,全ての会員が同等に会に参加できるようにする,または会の内容を知ることができることは重要です.インターネットを利用できない会員に対しては,印刷物を作成し会の内容を通知するといったことが,必要と思われます.

運営

 今回のインターネット会議は,第4回日本磁気歯科学会インターネット会議事務局により運営され,インターネット会議実行委員会がサポートします.(50音順,○は委員長)

第4回日本磁気歯科学会インターネット会議事務局

 事務局長 越野 寿
 電子メール (E-mail):koshino@hoku-iryo-u.ac.jp
 〒061-0293
 北海道石狩郡当別町金沢1757
 北海道医療大学歯学部歯科補綴学第1講座内
 Tel:01332-3-1211,Fax:01332-3-1425

インターネット会議実行委員会

○芥川正武 (徳島大学 医療技術短期大学部 診療放射線技術学科)
 岩堀正俊 (朝日大学 歯学部 歯科補綴学講座)
 菊地聖史 (東北大学 大学院歯学研究科 歯科生体材料学分野)
 岸本康男 (愛知学院大学 歯学部 歯科補綴学第1講座)
 北川 昇 (昭和大学 歯学部 第二歯科補綴学)
 郡 元治 (徳島大学 歯学部 歯科補綴学第2講座)
 米山喜一 (鶴見大学歯学部歯科補綴学第1講座)


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